死ぬ瞬間の後悔と生まれ直し。
人が死ぬ瞬間にする5つの後悔というタイトルで本が出ているらしい。
・自分に正直な人生を送ればよかった
・思い切って自分の気持ちを伝えればよかった
・働きすぎなければよかった
・友人と連絡をとりつづければよかった
・幸せをあきらめなければよかった
これを元に、ひとつの想像力をはたらかせてみるワークがとある動画で紹介されていて、
実際やってみたら意外な気持ちにきづいた、という話。
自分が歳をとり、今日明日にも死にます、という時をリアルに想像する。
しばらくリアルに想像したら、そこに神様があらわれて、今まさに動画を見ている今の自分に戻してくれるチャンスを得る。
そのとき、自分は何をしたいと思いますか?というものだった。
これを本当にリアルに想像してみた。
歳をとり、主人も先立っていて、
子供たちはそれぞれに家庭を持ち、ひとり病院のベッドにいる。
呼吸も浅くなり、もうそろそろお迎えかなと思う。
いくつか後悔めいたものもでてくる。
自分の気持ちを人に伝えてこなかったなとか、
人の言うことに振り回されて自分ってものがあまりなかったな、とか。
そして今の自分に戻るチャンスをもらう。そしてその時に思ったことは「人に元気にしたい」ってことだった。
普段、そんなことはあまり思わないので正直意外だったけれど、
思い返せば私はもともとそんな人間だった。
でも空回りしてる気がしたり、自信がなかったりして、だんだんと心を閉ざしていったような気もする。
気づいたテーマとしては本当の自分を生きるって感じなんだと思う。
そういえば、前のパワハラ上司に理不尽に怒られた時も、衝動的にでてきた言葉が「言いたいことも言えないなら辞めます」だった。
自分でもこんなにはっきりと言い切ったことにも驚いたし、言いたいこと言えなくて嫌だったんだ、と自分でもはっとした。
パート中、理不尽に怒られてもすみませんと謝り、本当に必死に働いたけれど、それでもできてないと叱られ、もっとを要求されていたけど我慢していた。
ちゃんと自分ってものを生きたいし、人にもそんな風に生きることのエールを送りたい。
それに少し気づいただけでも、なんかよかったなと思う。