自分でも気づかないうちに、娘に依存していた話。
高校生の娘のこと。
ひとつ気づいてしまった自分の中にある大変おそろしい思い。
娘にも、私のように冷めた人間になってもらいたい、と心のどこかで思っているのだ。
私は本当に孤独にさいなまれているのだなと、あらためて思った。
娘には同じ価値観の中で生きてほしい、私の味方でいてほしい、自分を肯定してほしい…etc
それに反して娘が幸せになっていくと、裏切りとまで思ってしまう気がして自分でも怖くなった。
そう気づいたきっかけは、テレホン人生相談の田中ヴェルデ京さんの話から。
少し先の未来の自分のためにできること、を考える、という話があった。
娘の未来、どうなっていて欲しい?と自分にたずねてみると、具体的に幸せな姿が思い浮かばない。あれ?と感じていたそのとき、ふと、自分のように冷めていてほしい、と出てきたのだった。
そんなところに娘を引きずりこむわけにはいかないし、彼女が色々と悩んでいるのも、そんな私の曲がった思いが原因しているのではないか、と考えた。
さて、ここから自分は何をしていくと、彼女を解放していけるか、を考えたい。
まずは自分と母親のことを考えるのもヒントなのだろう。あらためて振り返ってみたい。